一般社団法人欧州構造接着エンジニアリング協会
Association of European Structural Bonding Japan

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Special Process

接着接合は21世紀のテクノロジー

現代の工業生産において、接着接合はますます重要な役割を担い、その適用範囲は急速に広がり続けています。その革新性から「接着接合は21世紀の接合技術である」とも言われています。
接着接合がこれほどまでに進化を遂げ、今後も発展が期待されている理由は、他の接合技術にはない数多くの優れた特長と利点を備えているからです。

航空機

航空機
軽量な複合材料の使用率が適用材料の50%を超え、燃費向上や航続距離向上を実現しています。より軽い材料(FRP)、より薄い材料、および大面積ジョイント(サンドイッチ構造)など、接着接合は、特定の軽量設計を実現できる唯一の接合技術でもあります。

鉄道

鉄道

ガラス窓と金属の車体を異種材接合し、温度変化による線膨張差も補償しています。接着は溶接やロウ付け等と異なり、異種材料接合を実現します。

自動車

自動車

車体接合に接着を併用することにより、車体剛性を向上させ、衝突安全性も向上させています。接着により平面的な力の伝達と均一な力の分布を可能にするため材料の特性を最大限に引き出します。

オプトエレクトロニクス

オプトエレクトロニクス

大型な構造体だけでなく、内視鏡のようなわずか直径2mmの小型部品のアセンブリも可能にします。
加えて入熱量が小さく部材の歪みが小さいことで、光学性能の高性能化を実現しています。

電子デバイス

電子デバイス

ディスプレイのラミネートフィルムからマイクロカメラレンズユニットまで、広範なユニットに接着が使用され、スマートフォンに代表される電子機器の薄型化、軽量化を実現しています。接着により、振動減衰、シーリング、腐食防止などの追加の機能も持たせています。

今、接着接合には特殊工程管理が要求されます。

卵

接着接合の最大の課題は、「Special Process(特殊工程)」であるという点です。
特殊工程とは、非破壊検査だけでは製品の品質を完全に保証できない製造工程のことを指し、不具合が発見されるのは製品の使用段階(=顧客フェーズ)になることもあります。
 
そのため、不具合を未然に防ぎ、常に安定した品質を顧客に提供するためには、製造プロセス全体においてあらゆるエラーを回避する仕組みが必要です。
 
この品質の確保を実現する手段が、接着接合に特化した品質マネジメントシステムの導入と運用です。
接着接合の品質は、「検査によって保証されるもの」ではなく、「プロセス全体を通じて作り込まれるべきもの」であるという考え方が、マネジメントの骨子となっています。

接着接合に関わるすべての人に、正しい知識と確かな資格を
AESBは、接着接合プロセスに関わるすべての人が、グローバルスタンダードに基づいた正しい知識と適切なトレーニングを共有し、適格な資格を持って業務にあたることが、安定した高品質製品の継続的な製造につながると考えています。
私たちは、受講者の皆様が必要な資格認証を取得できるまで最大限のサポートを提供いたします。
接着接合に必要な力量を確実に身につけることで、御社のユニークな製品が常に高い品質を保ち、信頼されるものづくりへとつながるよう、AESBは全力で支援いたします。

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