接着接合は21世紀のテクノロジー
工業生産において接着接合がますます重要な役割を果たし、用途が拡大しています。「接着接合は21世紀の接合技術である」という言い方をされています。
そのような進化を遂げた理由、そして今後もそうあり続ける理由は他の接合技術には無い、いくつもの大きな利点があるためです。
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工業生産において接着接合がますます重要な役割を果たし、用途が拡大しています。「接着接合は21世紀の接合技術である」という言い方をされています。
そのような進化を遂げた理由、そして今後もそうあり続ける理由は他の接合技術には無い、いくつもの大きな利点があるためです。
ガラス窓と金属の車体を異種材接合し、温度変化による線膨張差も補償しています。接着は溶接やロウ付け等と異なり、異種材料接合を実現します。
車体接合に接着を併用することにより、車体剛性を向上させ、衝突安全性も向上させています。接着により平面的な力の伝達と均一な力の分布を可能にするため材料の特性を最大限に引き出します。
大型な構造体だけでなく、内視鏡のようなわずか直径2mmの小型部品のアセンブリも可能にします。
加えて入熱量が小さく部材の歪みが小さいことで、光学性能の高性能化を実現しています。
ディスプレイのラミネートフィルムからマイクロカメラレンズユニットまで、広範なユニットに接着が使用され、スマートフォンに代表される電子機器の薄型化、軽量化を実現しています。接着により、振動減衰、シーリング、腐食防止などの追加の機能も持たせています。
接着接合の欠点はSpecial Process(特殊工程)であることです。
Special Process(特殊工程)とは非破壊的な方法では製品の品質を完全には検証することができない工程のことを言います。場合によっては不具合は使用フェーズ(顧客)でのみ検出されます。
不具合を未然に防ぎ、常に高品質の製品を顧客に提供するには、製造プロセス全体においてすべてのエラーを回避する必要があります。
それには接着接合のためにデザインされた品質マネジメントシステム(ISO9001など)の導入と運用によって達成されます。
製品の品質(接着接合の品質)はテストされるものではなく品質そのものが提供されなければなりません。
それが、ISOが接着接合プロセスに品質マネジメントシステムが必要であると規定している理由です。
接着接合プロセスに携わるすべての人が適切な資格とトレーニングを受け正しい知識(グローバルスタンダード)を共有したうえで業務にあたること、それが高品質な製品を製造し続けられることである、とAESBは考えています。
資格認証が得られるまでの最大限のサポートをお約束いたします。
必要な力量を備えることで接着接合を使用した御社のユニークな製品が、高品質であり続けることに私たちは貢献いたします。
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